福祉について学ぼうと意欲のある人も、中学校で学んできた授業内容とは違うため、勉強の内容がはっきりしないと思います。そこで本校では、保育・介護科1年次においては全員が同じカリキュラムで福祉の基本的な知識を学びます。そして2年次からは介護専攻・保育専攻に分かれ、専攻の特色を打ち出した勉強をします。なお専攻決定の選抜はー年末に行います。
介護専攻は介護福祉士の国家試験に対応したカリキュラムで学びます。
保育専攻は児童心理や保育福祉を学びながら音楽、工作など演習も行います。 姉妹校の幼稚園での実習も楽しみです。
介護専攻は介護職員初任者研修の修了認定証及び日本赤十字救急法の資格が取得できます。
この専攻の最大の特色は3年間の学習で介護福祉士の国家試験を受ける為に必要なカリキュラムを学習し、卒業後実務経験を経た後、受験資格が得られることです。
一般に介護福祉士の資格を取持できるのは高等学校卒業後介護福祉系の専門学校等に入学して、2年間で所定の単位と実習を履修すると受験資格が得られます。
本校卒業後に実務経験を経て国家試験を受験し、合格すれば介護福祉士となって福祉施設等で活躍することができるのです。
福祉の分野のスペシャリストとなって活躍できる実力を養成します。
本校では卒業後介護福祉士国家試験合格まで対策講座を設け、万全のサポートを します。
国家試験「介護福祉士」の資格取得に介護専攻クラスが、挑戦しました。全国平均46%でなかなかとれない資格です。先生方に即戦力となる技術指導を受けながら学科試験の国家試験対策にも取り組み知識と技術の両面をしつかり身につけました。さらに上をめざし、進学した者もありますが`その他は全員福祉施設等で介護士として頑張っています。
人間の生活のすべてとかかわりを持つ福祉分野は、赤ちゃんからお年寄りまですべての年代の人とかかわっています。その中でも幼児期は人格形成の上で特に大切で、まだまだ発達の途中であり、心も体もすこやかに成長するために手助けが必要です。本校では保育者として大切な事を実習をまじえて勉強をしています。 姉妹校の幼稚園・保育園で実習をしたり、児童養護施設で一緒にボランティアをしたり、あそびを通してやさしい心や人を思いやる心、大切にする態度やことばかけを学んでいきます。保育技術検定に挑戦する他に、福祉関係の資格日本赤十字救急法・手話技能検定へも挑戦し取得できます。